有限会社 油長茶舗
製造工程
お茶の種類
★お茶と一言で言っても種類はたくさんあります。育て方や製造方法の違いから、同じお茶の木でもいろいろなお茶が作られます。
覆いをして栽培
抹茶
覆いをして育てた茶葉を蒸し、揉まずに乾燥させ粉末にします。茶葉の粉末をお湯に溶かして飲むため、栄養満点で料理に入れても美味しくいただけます。
玉露
覆いをして育てた茶葉を蒸し、揉みながら乾燥させます。まろやかな口当たりと甘味が特徴です。
かぶせ茶
軽く覆いをして、直射日光を避けた新芽を使ったお茶です。玉露に近い味と香りがあります。
覆いをしないで栽培 煎茶
新芽を蒸し、揉みながら乾燥させます。日本で最も親しまれているお茶です。さわやかな香りと味わいが特徴です。
両方
雁ヶ音茶
玉露や煎茶の原料茶から選別した茎茶のことです。ほんのりと甘味があって使いやすいお茶です。
玄米茶
番茶や煎茶によく炒った玄米を混ぜたお茶です。玄米の香ばしさとマイルドな風味が楽しめます。冷たくしてもおいしくいただけます。
ほうじ茶
番茶や下級煎茶を強火で炒り、香ばしい香りを引き出したお茶です。香り高くまろやかな味わいは食後のお茶に最適です。当店の炒り方は、こだわりの製法ですので、おすすめです。
製造工程
■碾茶(抹茶)の製造工程
1.茶園 2.荒茶製造工程
4月半ば〜5月ごろに茶園に覆いをかけ覆下園で育てます。   茶葉を蒸機で蒸し、蒸されたら水分を取り除きながら冷やします。
3.仕上茶製造工程(後火方式)
乾燥した茶葉を細かく切断し、茎や葉などを風で飛ばして分別します。   葉の大きさがまばらなのでふるいにかけて整えます。   茶葉をさらに乾燥させ、お茶の香りを引き出します。
完成!
茶葉をさらに細かくより分け、茎や古葉を取り除きます。   挽臼にかけてお抹茶に仕上ます。    
■煎茶・玉露の製造工程
1.茶園      
煎茶は天日の元で、玉露は覆下で育てられます。    
2.荒茶製造工程
茶葉を蒸機で蒸し、蒸された茶葉を散りばめ、乾かしながら冷やします。   揉みながら熱風で乾かします。   茶葉に熱と力を加え整えながら乾かし、乾燥機で乾かして荒茶ができ上がります。
3.仕上茶製造工程(後火方式)
完成!
荒茶は大きさがまばらなので、粉茶を取り除いて形をそろえ、茎や古葉を取り除きます。   茶葉をさらに乾燥させ、お茶の香りを引き立たせます。    
イラスト提供:京都府茶共同組合
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